【徹底解説】USBフットスイッチの選び方8選。メリットや見落としがちなポイント

フットスイッチ 3ペダル フットスイッチ
フットスイッチ 3ペダル

「フットスイッチって、そもそもどう使えるの?」
「色々あるけど、選び方の基準が分からない・・・」

足でPC操作が可能になるデバイス「フットスイッチ」
使いこなせればかなり便利なデバイスなのですが、まだ購入に抵抗がある方も多いのではないでしょうか?

そこで今回、フットスイッチをはじめとした足用デバイスの開発を30年間行ってきた弊社が、
・そもそもフットスイッチとは?
・具体的な使用シーンやメリットは?
・フットスイッチの選び方・おすすめは?
などについてどこよりも分かりやすく解説いたします。
フットスイッチの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

USBフットスイッチとは?

フットスイッチとは、パソコンなどにUSB接続をして、足でキー入力やマウス操作が出来るデバイスです。
「フットペダル」という名称で呼ばれることもあります。

パソコンに端末をUSB接続することで、マウスやキーボードの出力を足だけで出力することができます。
そのため、「業務効率化」「腱鞘炎の予防」などの用途で用いられています。

フットスイッチの種類

実は、フットスイッチと呼ばれるものには「USBフットスイッチ」の他にも種類があります。

産業用のフットスイッチとは、工作機械やプレス機械等の産業機械全般で用いられるフットスイッチです。
楽器用のフットスイッチとは、ギターアンプのチャンネルの切換え時に、エフェクターのように踏むことでスイッチングをするためのフットスイッチです。

この記事では、パソコン用の「USBフットスイッチ」に絞って解説していきます。

フットスイッチの用途ごとのメリット

フットスイッチの活用事例をご紹介します。

テープ起こし

まず、音声を聞きながらそれを文字に起こすテープ起こしです。
通常であれば、音声の「一時停止」や「巻き戻し」を行う際に、文字入力の作業を一度停止して操作を行わなくてはいけないのですが、フットスイッチを使うことでキーボードからの文字入力の最中に手を離さず一時停止や巻き戻しが可能です。
煩わしい作業がかなり減り、大幅に作業効率をあげることが可能になります。

文字起こし・テープ起こしにフットスイッチがおすすめな理由

デスクワーク

一般的なデスクワークでもフットペダルを使用可能です。
・コピー&ペーストなどの使用頻度の高いキーを設定する
・よく使うショートカットキーを設定する
・マウスの代わりとして使う
デスクワークは、同じキーの繰り返し入力などで、腱鞘炎になってしまうリスクが非常に高まります。
フットスイッチはそれらの繰り返し出力を登録しておくことで、手に一切の負担をかけずに作業をすることが可能なため、腱鞘炎の予防に最適です。

動画編集

動画編集者の場面でもフットスイッチは活用されています。
・動画素材の「一時停止」や「巻き戻し」
・「テロップ挿入」や「カット」などのショートカット
こういった何回も繰り替える操作をフットペダルに置き換えることでスムーズに動画編集を行うことが可能です。

読書(電子書籍)

電子書籍を読む際などにも活用できます。
ページめくり/戻りをペダルに設定することで、両手が空いた状態でゆったりと読書をすることができます。

ゲーム(FPS・TPSなど)

フットスイッチのゲームでの利用は、特に操作の多いFPSプレイヤーに人気です。
・グレネードなどのタクティカルウェポン用に設定
・回復アイテムを設定してピンチの時にすぐ使える
・キャラをコントロールしながらアイテムを拾う
・伏せやジャンプを設定することで、キャラコントロールの速度向上
このような設定をすることで、手だけで操作をしている他のプレイヤーと差をつけることができます。

フットスイッチがゲームにおすすめな4つの理由。選び方や規約違反についても解説

ノベルゲーム

ノベルゲームにおいて、手を使わずに足だけでゲームを進めることできるため、活用をするプレイヤーの方も多く存在します。

フットスイッチのメリットは?

両手があく

フットスイッチの最大の利点は、キーポジションに両手を置いたまま状態で別の操作をできることです。
文字起こしの例で説明したように、通常であれば一度キーボードから手を離しての操作が必要になる場合も、フットスイッチであればそのままの操作が可能です。
作業に多用される入力を設定しておくことで、今まではいちいち手を離さなくては行けなかった面倒な作業が全て足だけで出来るようになります。

腱鞘炎リスクの軽減

作業内容によっては、同じキーの繰り返し入力などで、腱鞘炎になってしまうリスクが非常に高まります。
フットスイッチはそれらの繰り返し出力を登録しておくことで、手に一切の負担をかけずに作業をすることが可能です。そのため腱鞘炎の予防に最適です。

作業内容に合わせてカスタマイズ自在

フットスイッチは、ご自身の作業内容に合わせて出力したい内容を設定することが可能です。
作業内容に合わせ、自由にショートカットキーなどを設定しすることが可能です。

USBで簡単接続

フットスイッチは、一度中身を設定してしまえば、あとはUSBで接続するだけで簡単に使用可能です。
初期設定も、指示に従うだけで簡単に行えるため、非常に使いやすいデバイスです。

フットスイッチの選び方は?基本編3つ

ここからはフットスイッチの選び方について解説します。

対応OS

多くのフットスイッチはWindowsには対応していますが、それ以外のOSだと対応していない場合が多いです。
そのため、Macなどを使用している方は事前に対応OSをチェックしましょう。
また、発売日が古い商品だと最新のバージョンのOSに対応していないことが多いので、きちんと最新のOSにも対応しているか確認しましょう。

ペダル数

一般的に、1ペダル・3ペダルのものが多いですが、2ペダル・4ペダル・5ペダルの製品も存在します。
注意すべきは、フットスイッチのペダル数は購入後に変更が不可能なため、慎重に選ぶ必要があります。
最初は限られた用途のためにフットスイッチを購入した方でも、足での操作に慣れると他の作業でも利用をする人が多いため、追加でペダル数が多いものを購入する人も多いです。
もし設定する内容が今後増えるかもしれない場合は、ペダル数が余ることによるデメリットは特にないので、迷ったら多めのペダル数を選んでおけば安心です。

ペダルを踏む前後

フットスイッチには、「ペダルの手前側を踏むタイプ」「ペダルの後ろを奥側を踏むタイプ」が存在します。
これらには特に優劣はなく、個人の好みや用途で選んでください。

ペダルの手前を踏むタイプは、つま先だけの最小の動きで素早く押せるのが特徴です。
そのため、一般的なデスクワークはもちろん、素早い操作が要求されるゲームなどでも使用可能です。

ペダルの奥側を踏むタイプの特徴は、ペダルに足をベタ置きできるということです。
また、車のペダルと同じ操作方法であるため慣れている、というレビューも見受けられます。

フットスイッチの選び方は?見落としがちなポイント5つ

以上の選び方に加えて、見落としがちで、購入した人が後悔するケースが多い選び方のポイントを5つ紹介します。

耐久性

「すぐに壊れてしまいました」
安価な製品を購入した方に多く見られる後悔の例です。
足で踏んで体重がかかるものですので、耐久性が低い製品を選んでしまうと短期間で壊れてしまうケースもございます。
特に、ゲームなどで主観的に強く押す場合や、デスクワークで長時間の使用をする方は耐久性を重視することを推奨します。

設定可能内容

「自分が設定したかった内容に対応していませんでした」
フットスイッチは、専用のソフトウェアで出力内容を設定します。
シンプルなマウスクリックやキー出力はほとんどの製品で対応していますが、特殊なキー出力や同時出力などには対応していない製品も多いです。
自分が設定した内容がシンプルなものではない場合、設定可能な内容は必ず確認しましょう。

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疲れにくさ

「操作していると足首が疲れてしまい、結局使わなくなってしまいました」
ペダルが人間工学に基づいた設計になっていない場合、長時間使用していると足首の疲れや痛みにつながってしまいます。
特に重要なのはペダルの角度と間隔です。
例えばペダルが並行の場合と、人間工学に基づいた度の場合だと、長時間使った際の疲れ具合が大きく異なります。
長時間使用する場合は、人間工学に基づいた形状かどうかをチェックしましょう。

滑りにくさ

「ペダルを踏むと位置がズレてしまい毎回イライラします」
ペダルの滑りやすさは「本体の重さ」と「ゴム足」によって決まります。


本体が軽すぎると簡単に動いてしまうので、ある程度重量がある方がオススメです。
そもそもゴム足がない製品、ゴム足の数が少ない製品、ゴム足の質が低い製品は滑りやすくなってしまいますので、しっかり底面のゴム足についても調べることを推奨します。

保証期間

「すぐに壊れてしまいましたが保証が効きませんでした。」
ペダルによって保証期間も大きく異なります。
質の低いものだと故障率が低いので長い保証期間は設けられていません。
1年以上の保証期間がしっかり付けられている商品がおすすめです。

用途ごとの重視すべきポイント

ゲーム

ゲームに活用する場合、特に重視すべきは「ペダルの反応速度」です。
ペダルの反応速度とは、ペダルを押し始めてからスイッチが反応して出力が完了するまでの速度のことで、素早い操作を必要とするゲームには必須になります。
ペダルの反応速度を決めるのは、ペダルを押し込んでからスイッチが反応するための踏み込みストロークです。
このストロークが長いと、出力するまでに足を大きく動かす必要があるので反応速度も遅くなってしまいます。

作業効率化

作業効率化に使用する場合、特に重視するべきは「疲れにくさ」です。
疲れにくいフットペダルを毎日の業務で長時間使用していると、足首の疲労や痛みにつながってしまいます。
そのため、人間工学に基づいた設計をおこなっているフットペダルがオススメです。

また、特殊な出力を行いたい場合には、「設定可能内容」もチェックする必要があります。
例えば、複数キーの同時出力や連続主力などは対応していないフットペダルもありますので、注意してください。
設定可能な内容が明記されていない商品もありますが、特殊な出力を行いたい場合にはそういった商品は避けるのが賢明だと言えます。

フットスイッチならエジクン技研にお任せください

30年近い実績がございます

弊社は1994年に創業して以来30年近く、フットスイッチを始めとした足用デバイスの開発・販売を行なっております。
日本でデバイスの品質チェックを行っており、品質の高さには自信がございます。

簡単〜複雑なペダル設定まで幅広く対応

弊社のフットスイッチは、基本的な設定のみを行う「標準設定」と、多種多様な設定が可能な「高度な設定」がございます。
そのため、簡単な設定を行いたい初心者の方から、高度な設定を行いたい方まで幅広くお使いいただけます。

踏みやすいペダル構造の追求

弊社のフットスイッチは人間工学的に使いやすい構造を追求しております。
ペダル手前側が低くなっているため踏みやすく、さらにスイッチが押されるまでのストロークが短いため、反応までの時間が非常に短いです。
また、誤作動を防ぐための新しい技術も開発し、特許を出願中です。

安心のサポート体制

弊社のフットスイッチは全て1年間の保証がついており、その間の修理を弊社が責任を持って行います。
また、初期設定や万が一の不具合の際などのサポート体制も充実しております。

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